タイBLティスティングマップ

これは、巷で話題のタイBLを見てみたいけど、何を見ていいか分からない、とか、 流行りの2gatherを見て面白かったけど、次は何を見ていいか分からない、とか、 そんなタイBLの入口付近で迷っている子羊たちの参考になればと作成したティスティングマップです。 あくまで筆者が味わった主観に基づいていますので、感じ方の個人差による誤差はご容赦ください。

d.淡麗甘口微炭酸

d.淡麗甘口微炭酸
恋愛甘辛度:1 甘い,可愛い,ラブラブ
男子純度 :2 恋してもいいけど脇でやって。
エロ度  :1 エロは軽めで。

SOTUS S

(2017)
©GMMTV

左:Krist 右:Singto

視聴方法楽天TV
TELASA
ビデオマーケット
Paravi

名作の続編はさらに名作
タイBLの金字塔「SOTUS」の続編。社会人になったアーティット(Krist)と、かつてアーティットも務めたSOTUSのリーダー、ヘッドワーガーになったコングポップ(Singto)。
二人を取り巻く環境が変化し、社会人と学生という立場の違いが生じつつも、相変わらずアーティット一筋ラブラブに尽くしまくるコングポップと照れまくるアーティット先輩。可愛いしかない。
しかしやはり社会の荒波は厳しく、新しい環境でへとへとに疲れるアーティット。そんなアーティットが心配でたまらないコングポップ、もっと近くでずっと先輩のお世話をしたいと、アーティットの生活領域にぐいぐい入ってくるが、忙しいアーティットとのすれ違いでいつも結果的にやることが事後報告になってしまい、なぜ先に知らせてくれないんだとアーティットを怒らせてしまう。
そんなすれ違いの最中、同性カップルとして社会生活を送る覚悟が試されるような事件が起きる。
前作「SOTUS」からさらに美しさ爆上がりのアーティット先輩と、捕食者の圧で言うこと聞かせる雄み爆上がりのコングポップ。"僕が先輩のお世話します!"と、さも従順風な物言いしつつ実態は先輩を実効支配。時には先輩もかつてのスパルタヘッドワーガーを引っ張り出して"命令だ!"と統制きかせる風な口ぶりで抵抗するも、はいはいと言わんばかりの余裕の笑みで制される。甘い。一生やってて。
加えて、甘い恋人同士としてだけではなく、新入生の問題行動に悩むヘッドワーガー・コングポップにアーティットが元ヘッドワーガーとしてアドバイスする場面は、「SOTUS」で培った信頼関係がにじみ出るもう一つのキュンキュンポイント。

Still 2gether

(2020)
©GMMTV

左:Win 右:Bright

視聴方法U-NEXT
楽天TV
Amazon
TELASA
ビデオマーケット
FOD
GYO!
クランクインビデオ
J:COMオンデマンド
dTV
Paravi
ひかりTV

その後の甘い日常
2gether」のスピンオフ。
二年生になったタイン(Win)とサラワット(Bright)は、それぞれチアリーダー部と軽音楽部の次期部長に。しかし、部室の扱いをめぐって二つの部が対立し、タインとサラワットは、部の責任者として争いの矢面に立つことになる。
そして、私生活ではラブラブ甘々な二人の間に、部の対立構造が影響しだしてしまう。
2gether本編で色々乗り越えてせっかくハッピーが訪れたのに、続編とかスピンオフとかってさーまた一波乱起きちゃうやつじゃない?やだよー、なーんて思いつつ恐る恐る視聴すると、あらやだ素敵ただイチャイチャ甘々なスピンオフで全く胸が騒がない。
タイン溺愛どっぷりがより加速してるサラワットと、サラワット大好きすぎ可愛さあり余りまくりタインの幸せな日常。そう、見たかったタインとサラワットのその後がまさにここに。
そりゃちょっとはね、部のみんなの手前おおっぴらにイチャラブできなくて若干ギクシャクしちゃったりなノリはあるものの、それも全てスイカを甘く美味しく食べるためのひとつまみの塩の域を出ない。
なんでここまで視聴者の見たいものをわかってくださってるのかと制作側に感謝したくなる幸せなスピンオフです。

My Engineer〜華麗なる工学部〜

(2020)
©Ledao Entertainment

左:Poy 右:Cooper

視聴方法U-NEXT
楽天TV
ビデオマーケット
FOD
GYO!
J:COMオンデマンド
Hulu

イケメン花ざかり
工学部のボーン(Cooper)とフロン(Shane)は大学内で人気を二分する二大イケメンでライバル関係。
ある日、一年生のデュアン(Poy)がお外のベンチでお昼寝していると、巨大トカゲが近づいてきた。それに気づいて起こそうとしたボーンを、デュアンは勘違いから殴ってしまう。
怒ったボーンは罰としてデュアンに毎朝自分にお花を買ってくるよう命じ、デュアンもしぶしぶそれに従う。
反発しながらも毎朝生真面目にお花を調達するデュアン、遅刻しても事故にあっても腕から血を流しながらお花を届けるデュアンちょっと天然が過ぎる。そんな純真なデュアンのふにゃっとした笑顔がまたぐりとぐらが焼いたパンケーキくらいにふわふわキュートで、父性も母性もイチコロ案件。どんどんデュアンに惹かれていくボーン。たまたまデュアンと知り合ったライバル・フロンもまた、デュアンに興味を持つ。
ボーンの友人グループ、メク(Ryan)、ボス(Inntouch)、キング(Lay)にも恋の気配。ボーンの友人、メクとボスは冗談でお互いを夫と妻と呼び合いじゃれているが、実はメクはボスへの恋心をずっと胸に秘めていた。キングはデュアンの友人でしゃべらないラム(Perth)に興味津々、なんとかしゃべらせようとちょっかいを出しているうちに、徐々に距離が縮まっていく。
サブタイトルが華麗なる工学部だけあって、豪華絢爛キャラ濃い目なイケメンたちが恋の花を咲かせまくる華麗なるラブコメ
誰にも言えない想いを隠しながら親友の恋を応援する、切ないの王道『親友を好きになってしまった』片思いメクが案の定どうにも切なすぎて刺さりまくる。実はタイ語ができない中国人の役者さんでセリフは吹き替えなんだけど、顔が良すぎるから口パクだって気にしない。