タイBLティスティングマップ

これは、巷で話題のタイBLを見てみたいけど、何を見ていいか分からない、とか、 流行りの2gatherを見て面白かったけど、次は何を見ていいか分からない、とか、 そんなタイBLの入口付近で迷っている子羊たちの参考になればと作成したティスティングマップです。 あくまで筆者が味わった主観に基づいていますので、感じ方の個人差による誤差はご容赦ください。

e.芳醇甘口微炭酸

e.芳醇甘口微炭酸
恋愛甘辛度:1 甘い,可愛い,ラブラブ系
男子純度 :2 恋してもいいけど脇でやって。
エロ度  :2 ほどほどのエロは必要かな。

Love By Chance

(2018)
©Studio Wabi Sabi

左:Saint 右:Perth

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ピュアで真っ直ぐな恋心が可愛い王道ラブコメ
通学途中にぶつかって転んで一目惚れという、王道of王道の古典的な出会いで始まる学園ラブコメ
ゲイである自分のセクシュアリティに悩む、優しくて繊細で恋に臆病なピート(Saint)と、元気で真面目で正義感が強くて情に厚いエー(Perth)。
お金持ちな家の息子ピートが性悪な先輩に脅迫されてお金を要求されているのを、熱血漢なエーが助けようと奔走することから次第に親密な仲になっていく。
全体的にとても初々しくて可愛らしいが、お互いに惹かれ合う感情の揺れから、初キッス初エッチまでしっかりきっちり描写してるので、エッチなシーンや下半身系の表現もそれなりに。
メインカップルのエーピートの他に"高慢ちきなワガママお坊ちゃまティン(Mean)とガサツでおバカなサッカー少年キャン(Plan)"、"お調子者テクノー(Gun)とテクノーに片思いする弟の友達ケンクラ(Mark)"、"弟に兄弟以上の感情を持つタム(Title)と留学中の弟ター(Earth)"と3組のサブカップルが登場するが、本作中ではサブカップルは特に進展せず。サブカップルの恋愛模様については続編の「Love By Chance Season 2 | A Chance to Love」を待つことになる。
当時17歳で初主演のPerthくんがどこから見てもザ・少年で、役柄の初々しさと相乗してめちゃめちゃ可愛いうえに、初演技にして天才的なキラキラの目の演技で恋する少年を好演している。控えめに言って天才。

Until We Meet Again〜運命の赤い糸〜

(2019)
©Studio Wabi Sabi

左:Ohm 右:Fluke

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輪廻転生ロマンス
前世で悲恋に終わった恋人同士が現世で再会する、輪廻転生ものラブストーリー。現世での物語の進行に前世でのエピソードがオーバーラップし、同時進行するような手法で描かれているため臨場感があり、ぐっとストーリーに引き込まれる構成になっている。
大学に入学したパーム(Fluke)は、子供の頃から料理が好きで料理研究会に入部。水泳部に入部した友人ティーム(Prem)に会いにプールサイドに行った際、水泳部の部長ディーン(Ohm)を一目見て涙が止まらなくなる。
ディーンもまた、一目でパームに特別な繋がりを確信。すぐに距離を縮めていく二人。
前世では周囲の猛反対にあい悲しい最期を迎えた二人。ディーンとパームは、現世で今度こそ結ばれるのか、それとも、同じ悲劇を繰り返してしまうのか。
ディーンとパームの二人の世界が初っ端から甘々飛ばしまくりで見てるだけで歯が溶けそうだし、可愛いを絵に描いたようなくりくりお目目のFlukeはどこからどう見ても可愛いし、作中でパームが手作りするピクチュアレスクなタイスイーツの数々も可愛い。画面から可愛いが溢れてる。
ディーンの友人ウィン(Boun)とパームの友人ティームのサブカップルがまた、ちょっとやんちゃな先輩と無邪気な後輩の王道路線でグサグサ刺さりまくる甘々さ。
ベースは、前世の悲恋を乗り越えられるか?なシリアス切ない話なのに、キャラと絵面が甘すぎてキラキラ感がすごい。
前世と現世の因縁が一見複雑に絡み合っているようで、最後はすっきりと紐解かれていくのも見事。

2Moons2

(2019)
©BECi Corporation

左:Ben 右:Earth

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ウブカワキャンパスラブ
陰でずっと好きだったのにようやく対面した途端ちょっとしたいざこざで不仲になってしまったメインカップルと、やっぱり陰でずっと好きだったのにようやく口説きだしたら相手に避けられてしまうサブカップル。始まりはやはりすれ違いが基本の王道。初々しさとフレッシュさ溢れる可愛い学園ラブコメ
新入生ワーヨー(Earth)は、入学早々、ずっと片思いしていた先輩パー(Ben)と口論に。その後も何かと突っかかってしまう。ほんとは好きなのに、素直になるきっかけを失ってしまったワーヨー。
元遊び人でワーヨーの友人ミン(Joong)は、遊び人返上でずっと片思いしていた先輩キット(Nine)を子犬のように追い回して口説き倒すが、かつてのミンのプレイボーイっぷりに警戒したキットはミンから逃れようと避け続ける。でもミンはめげない。子犬のようにと言っても体は大きいので、さながら大型犬がじゃれつくように大きなキラキラお目目で大好きなキットを真っ直ぐ見つめ倒しながらまとわりつくミンの可愛さは半端ない。ツンデレ先輩キットはお顔のキレイさ半端ない。メインカップルも可愛いけど、ミンキットという萌え度爆発サブカップルの誕生はほぼ伝説。
もう一組のサブカップル・フォース(Pavel)とビーム(Dome)は傷心者同士からの発展でアダルト度やや激しめ。
2Moonsシリーズはオトナの事情が色々あったぽく、前作「2Moons」からは制作会社も局も変わりキャストも総入れ替えで制作されたため、前半は「2Moons」のダイジェスト版のような内容になっているらしい。(※「2Moons」は今は日本では視聴不可なので筆者も見れてません。なので"らしい"でごめんなさい。)
また、続編ありきで制作されたため2Moons2のラストも次に繋がるような終わり方をするものの、その後メインキャストが次々と降板を発表して未だ「2Moons3」は制作されていない。(2022年6月現在キャストのみ発表)
ちなみに、BL制作の闇にスポットを当てた「Call It What You Want~BLドラマの作り方~」の主なベースはこの作品と監督談。
伝説のサブカップル・ミンキットについては、ミン役のJoongは大手GMMに移籍し新シリーズで人気を博し、キット役のNineは中国のオーディション番組に合格して、夢を叶えて中国でアイドルデビューしたので、この作品では続投できなくても次なる飛躍を応援したい活躍っぷり。

Love By Chance2:A Chance To Love

(2020)
©Studio Wabi Sabi

左:Mean 右:Plan

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お坊ちゃま、野に下る
Love By Chance」のサブカップル、ティン(Mean)とキャン(Plan)がメインカップルとなった続編。そのまま前作の続きというわけではなく、若干流れが異なるパラレルワールド的な世界。ティンとキャンが「Love By Chance」とは少し違う出会い方をして物語が始まるが、設定や大筋は一緒。他の登場人物も「Love By Chance」と同じ。
超裕福な家庭に生まれ、物質的には欲しいままに享受して生きてきた高慢ちきなワガママお坊ちゃまティンは、実は家族間の深い確執を抱え、孤独と不信と猜疑心に覆われて生きていた。天真爛漫で天衣無縫なサッカー少年キャンに出会うまでは。
初めこそガサツなキャンに不快感を示すティン、すぐにその無邪気さの虜に。でも、恋ってなに?美味しいの?状態の白猿キャンはティンの想いを受け入れられない。
「Love By Chance」ではエピソードでのみ登場したティンの兄、トゥン(Meen)が今作ではがっつり顔出し出演でティンの人生に絡んでくる。ティンの心の闇形成に貢献した第一人者だが、トゥンもまた何かしら悶々と抱えている。不健全な兄弟。そんなトゥンには唯一の心の支え従者ヒン(Est)がいたが、わけあって今は離れ離れになっている。この主従関係サブカップルがこれまたBLとして王道の優秀な設定。
「Love By Chance」でメインカップルだったエーピートは、ピート(Saint)がのっぴきならない事情で遠くに行ってしまっていて、一人残されたエー(Perth)は荒れ放題という切ない設定。今作中にピートは一切登場せず、エーピート推しには辛い続編。
人間不信のティンが、周囲の雑音に惑わされることなく、誰より自分を信じて傍にいてほしいと願う唯一無二の存在であるキャン。そんな難しく考えなくてもキャンは持ち前の単純さと裏表のなさでティンを信じてがつんがつん気持ちを不躾にぶつけまくるので、ティン幸せそうで泣ける。残念ながら白猿キャンにロマンティックなモードは望めないけど。
前作では進展のなかったサブカップル"お調子者テクノー(Gun)とテクノーに片思いする弟の友達ケンクラ(Mark)"、"弟に兄弟以上の感情を持つタム(Title)と留学中の弟ター(Earth)"も、それぞれに前に進んでいったんの着地点に降り立つ。が、尺が足りない。どんどんストーカー度と怪しげな色気が増すケンクラにじわじわ絡め捕られていくテクノー、ター帰国後に次のステージに進むタム、もうちょっと欲しいなーと思わせるくらいどちらのサブカップルも魅力的。

Gen Y The Series

(2020)
©STAR HUNTER

左:Copter 右:Kimmon

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ツンデレ受に子犬のようにまとわりつく年下攻
物語は主役の一人の破局から始まる。大学一の美少年天使ワユー(Bas)は、大学一のハンサム王子パーラウィーと誰もが羨む公認ラブラブカップルで幸せの絶頂。だったはずが、ある日突然パーラウィーに別れを告げられ、パーラウィーはそのまま大学も休学、行方をくらます。悲しみに暮れるワユー。ワユーの親友マーク(Kimmon)はワユーを慰め、パーラウィーへの怒りを露にする。
パーラウィーと入れ替わるように、休学していたタヌー(Dun)が復学。実は親友のパーラウィーにワユーの世話を頼まれていたタヌーは、ワユーに内緒であれこれお世話を焼くうちに、ワユーに惹かれるように。
一方、マークは大学の先輩キット(Copter)に一目惚れ。ミスターキャンパスでモテモテの色男マークはキットに強気にアプローチするも、キットは全く動じず、つれない態度。
ワユー、タヌー、パーラウィーの奇妙な三角関係と、強気後輩マークのツンデレ先輩キット攻略大作戦をメインに、シングルになったワユーを狙うコーとジャックのアプローチ合戦があったり、高校生の弟たちが色恋に絡んできたり、秀才トーンとアスリートポクの歪んだ関係、運命を信じるサイコパスサンディーなどなど、大量のサブキャラとエピソードがごった返すカオスな物語。とにかく登場人物多すぎ。結局どのエピソードも収集がつかなくなり、ほとんど何も着地しないままSeason2へ駒を進める。
ただ、そんなカオスな脚本を補って余りあるほどメインのキャラクターが魅力的。特に、ツンデレ天使キットを無邪気に追い回すマークのカップルは可愛さが尋常じゃない。

Paint with Love

(2021)
©TV Thunder

上:Singto 下:Tae

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魔性のツンツン受
イベント企画会社のCEOと貧乏画家、正反対の生き方の二人が恋に落ちる物語。
経済的成功を人生の最重要項目とする金の亡者メート(Singto)は、依頼された企画に協力してくれるアーティストを探す中で、抽象画家パープ(Tae)を紹介される。
しかし、仕事の依頼に赴いたメートをパープは「芸術の分からない奴とは働かない」と邪険に追い払う。火が付いたメート、裏で手を回してパープの収入手段を断ち、自分の依頼を受けざるを得ないよう画策。仕方なくメートに協力するパープ。
自己にも他者にも管理が厳しい代表取締役メートと、破天荒でナチュラリストな芸術家パープ。正反対の二人は初めは対立ばかりしていたが、責任ある立場のビジネスマンとして堅苦しい生活を送るメートが、自由人パープにはどうにも窮屈そうで、放っておけなくなる。てか、ツンツンしてるメート普通に可愛い。
メートが気になるパープは、メートが顔を見るだけで様子がおかしくなるヌン(Yoon)との関係に疑問を持つ。ヌンに好意を持つメートの友人ターン(Yacht)も、メートとヌンの仲を疑う。
メートとヌンの間に何があったのか?パープとメート、ヌンとターンの関係はどうなるのか?
いつまでもどこまでも全然素直にならないツンツン受のSingtoがとにかく可愛い。そしてどんなにツンツンされてもものともせずに邪気のない笑顔でまとわりつくTaeがかっこいい。表面的にツンツンしてるメートより、一見ヘラヘラしてるパープの方が内面的には信念があって迷いがなくて、芯が一本通っている様がめっちゃかっこいいしセクシー。
そして自分の恋心と正面から向き合わないめんどくさい男どもを鼓舞するキュートな男前女子ネーネー(Maengmum)が煮え切らないメートやターンを後押ししてくれて、今回もMaengmumの魅力がぐいぐいくる。好き。

Lovely Writer

(2021)
©2020 Lovely Writer The Series

左:Up 右:Kao

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視覚的刺激が強すぎる
小説家のジーン(Up)は、出版社から世間の流行りに乗ってBL小説を書くよう依頼を受け、挑戦したところ大ヒット。ドラマ化までされることになった。
そのため、次回作ではもっと過激なBL小説を書くよう依頼されてしまう。初めは難色を示すジーンだったが、その後はジーンが書きたがっているダークファンタジーを書かせてやると言われ、渋々承諾。
BL執筆に苦戦する日々の中、ドラマのオーディション現場に同席したジーンは、主役のオーディションに来たナブシブ(Kao)の演技に唐突に巻き込まれてしまう。
そして主役に抜擢されたナブシブは、住むところがないと言ってジーンの家に転がり込み、一緒に暮らすことに。
ビジュアルが強い。とにかくビジュアルが強い。そしてビジュアルの強さを前面に押し出したイチャイチャシーンと遊び心溢れるシーンが画面から怒涛の波状攻撃。美しすぎるUpとkaoの顔面力になすすべもなく崩れ落ちる。
BLシーンの執筆に苦戦するジーンに、執筆に協力すると称してジーンにキスとかキスとかそれ以上とかしちゃうナブシブに、戸惑いながらも強く抵抗することもなくされるがままになるジーン、小説のためとか完全に言い訳ですね、はい。お互いにね。うんいいよその調子。甘い、甘いね。
だが、のちに人気ドラマの原作者と俳優という立場が二人を苦しめてしまう。そんなBL制作の裏側を垣間見る場面も。また、ドラマでのナブシブの相手役でやけにナブシブに執着するエーイ(Bruze)が二人の仲に割り入ってきたり、ナブシブが隠していた過去にジーンが腹を立ててしまったり、いくつかの波乱に見舞われていく。ビジュアル強すぎCPの運命はいかに。