タイBLティスティングマップ

これは、巷で話題のタイBLを見てみたいけど、何を見ていいか分からない、とか、 流行りの2gatherを見て面白かったけど、次は何を見ていいか分からない、とか、 そんなタイBLの入口付近で迷っている子羊たちの参考になればと作成したティスティングマップです。 あくまで筆者が味わった主観に基づいていますので、感じ方の個人差による誤差はご容赦ください。

w.程よく酔えるフルーツカクテル

w.程よく酔えるフルーツカクテル
恋愛甘辛度:3 むしろ恋愛以外の要素がベースのストーリー
男子純度 :2 恋してもいいけど脇でやって。 
エロ度  :2 ほどほどのエロは必要かな。 

Manner of Death

(2020)
©TV Thunder

左:Tol 右:Max

視聴方法楽天TV
Amazon
ビデオマーケット
FOD
dTV
ひかりTV

色気も事件レベルの本格クライムサスペンス
都心から学生時代を過ごした田舎町に赴任してきた法医学者バン(Tul)。地元の警部エム(Great)に誘われて行ったバーで出会った男になぜか目を奪われる。
その後、町の有力者が集まるパーティーで、バーで出会った男はバンの学生時代の友人ジェーン(Meiko)と腕を組んで現れ、ジェーンに職場の同僚テーン(Max)だと紹介される。翌日、警部から要請を受け、遺体発見現場の検視に訪れると、発見された遺体はジェーンで、第一発見者はテーンだった。
自殺に見せかけられた遺体だったが、バンは他殺だと断定する。
しかし、何かしらの圧力がかかり、捜査はなかなか進まない。友人の死の謎を解くべく、身の危険も顧みず犯人捜しを行うバンに、テーンは協力を申し出る。共に犯人捜しに乗り出すも、第一発見者であり最有力容疑者であるテーンに対する疑いを拭いきれないバン。
事件の真相に近づいていくほどに深まる謎と、二人の関係。知性と情熱を兼ね備えたバンとミステリアスなテーンはどちらもとにかくセクシーで、アダルティーな濡れ場は雄フェロモンムンムン。レジェンドカップルの色気ここに極まれり。
ストーリーは本格的なクライムサスペンスで、最後の最後まで真犯人が分からない。怪しいっちゃみんな怪しい。ネタバレを防ぐために原作小説とはラストの脚本も変えてあるらしい。原作者が実際に医師なので解剖学の描写もリアル。
メインカップルはもちろん、警部エムもパツパツの制服から浮き上がる筋肉エロくてなんでそんなに制服のサイズ感合ってないのか地元警察を問い詰めたい。
事件の謎をも霧で覆い深めるようなチェンマイの荘厳な自然風景、時にそれが神聖ささえ演出して雄大な効果を与えている。山間の景観に囲まれたバルコニーキッチン、ラストシーンで見下ろす山々、とにかく美しい。ちなみにキッチンを室外に置いたのは演出ではなく、室内のキッチンに幽霊が出たから仕方なくそうしたらしいんだけど、結果、幽霊グッジョブとしか言えない。